写真編2:狭山湖周辺

 

狭山湖周辺のスナップ写真です。 

【東京都水道局村山山口貯水池管理事務所】

多摩湖(村山上貯水池、村山下貯水池)、狭山湖(山口貯水池)の管理事務所です。山口貯水池の堰堤の南側にあります。

住所:埼玉県所沢市勝楽寺25-2

電話:04-2922-3213

【狭山湖(山口貯水池)第1取水塔】

山口貯水池第1取水塔は、外径約9m、高さ約40mあり、昭和9(1934)年に完成しました。
取水ゲートは、位置を変えて2門ずつ5段、全部で10門あり、水質により良好な位置のゲートを選んで取水する「選択取水」ができます。
導水路により東村山浄水場及び境浄水場へ送水されます。

【狭山湖(山口貯水池)第2取水塔】

山口貯水池第2取水塔は、高さ約55mあり、昭和50(1975)年に完成しました。
導水路により多摩湖(村山下貯水池)へ送水されます。

【狭山湖堰堤】

上流側から見た堰堤(ダム)です。

【狭山湖堰堤】

下流側から見た堰堤(ダム)です。

【狭山湖天端通路】

【狭山湖から見たスカイツリー】

狭山湖から見たスカイツリー(高さ634m)です。

【狭山湖(山口貯水池)建設時の高欄と親柱】

山口貯水池建設時に建てられた高欄(手すり)と親柱(照明と避雷針用の塔)です。

第二次世界大戦中に爆撃から堤体を守るために耐弾層が施工され、平成の堤体強化工事でその耐弾層を撤去しました。
耐弾層の下に埋もれていた高欄は約55年ぶりに姿を見せ、その一部が親柱とともに展示されています。

【『五風十雨の味わい』の碑】

この碑は、堤体の耐震強化工事の完了を記念して、平成14年11月に設置されたものです。

碑文『五風十雨の味わい』は、石原慎太郎・東京都知事による書です。

五風十雨は、五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降るの意から、気候が順調なこと、転じて世の中が平和な様子を意味しています。

【狭山湖堰堤】

北側から見たところです。

【狭山湖余水吐1】

狭山湖の余水吐は、ここからトンネルを通過して柳瀬川に注ぎます。

【狭山湖余水吐2】

狭山湖の余水吐の中間にある穴です。近づくとトンネルが見えます。

【狭山湖余水吐3】

狭山湖の余水吐のトンネルの出口で、柳瀬川に注ぎます。

【狭山湖の藤棚の山にある遺構】

地下水位を観測するための「ピット」、あるいは、堤体のひずみを観測するための「基準点」ではないかと思われる遺構です。

上部に、建設省国土地理院の「二等多角点」、所沢市の「1級公共基準点」が置かれています。内部には、円形の筒状のピットが設置されています。

何のための施設なのか、水道局の人に聞いてもわかりませんでした。(残念)

【根古屋城址のある半島】

北側の東屋から見た狭山湖で、左側の半島が根古屋城址だと思われます。

根古屋城は、室町時代に建てられたとされる珍しい中世の山城で、土塁や空堀の原型が今も残されているとのことです。
村山党の一族で山口城の城主、山口氏は、戦国時代になって戦乱が激しくなってくると、この平城に不安を感じ、根古屋城に移ったと考えられるそうです。

【根古屋城跡】

落葉の堆肥を集めているおじさんの好意で、山口北第6号扉内にある根古屋城跡の写真を内緒で1枚だけ撮らせてもらえました。(本来は立入禁止です。)

堀らしきものと土塁らしきものが確認できましたが、専門家でないのであまりよくわかりません。

【堀口天満天神社】

トトロの森1号地がすぐ近くにあります。

【狭山丘陵・雑魚入樹林地】

(財)みどりのトラスト協会が、埼玉県民の寄付により取得し保全されている「みどりのトラスト保全第2号地」です。

【カブレラ地蔵】

カブレラ地蔵は、西武ドームの1塁側入口近くに平成14年7月に建てられました。これは、所沢の石材会社により、西武ライオンズの主砲、アレックス・カブレラ選手がホームランを量産しチームを勝利に導くようにとの願いをこめて作られたものだそうです。
カブレラ地蔵は、ユーモラスな感じですが、頭の髪の毛が螺髪(らほつ)の形をして本格的です。
カブレラ選手のオリックス移籍に伴い、2008年3月17日、中氷川神社の神主により御霊抜きの儀式が執り行なわれ、カブレラ地蔵は球団事務所に保管されることになりました。

【おとぎ電車のユネスコ村駅跡】

おとぎ電車のユネスコ村駅は、このあたりにあったそうです。

【オオタカのトイレ】

初めてこの名前を聞いた時は、本当にオオタカがトイレする場所かと思いました。

【狭山湖畔霊園】

所沢市上山口の狭山湖畔霊園には、歌手の尾崎豊(1965−1992)のお墓があります。(命日4月25日、享年26歳)
お墓は、第10区の高台のメインストリートに面してあり、狭山湖の堰堤が見えます。
墓石には、「生きること。それは日々を告白してゆくことだろう―放熱への証―」という含蓄のある言葉が彫られています。
「放熱への証」は、6作目のアルバムで遺作となったものです。
2008年4月25日は十七回忌にあたり、墓地には大勢のファンが訪れ、お花を供えたそうです。


「ぶどうを持つ少女」(いわさきちひろ)
また、狭山湖畔霊園には、絵本作家のいわさきちひろ(1918−1974)が眠る松本家の墓もあります。(命日8月8日、享年55歳)(第10区2側の一番奥)
練馬区下石神井の住宅は、「ちひろ美術館」(いわさきちひろ絵本美術館)に生まれ変わり、一般に公開されています。

このほかにも、日本画家の徳岡神泉、漫画家の滝田ゆうさんらが豊かな緑に抱かれて眠っているそうです。

 

 

 

 

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