写真編4:八国山緑地周辺

 

八国山緑地周辺のスナップ写真です。

【八国山緑地の入口】

西武園駅側(西側)の入口です。八国山の名称は、頂上から八つの国の山々を眺めることができたからといわれています。(上野、下野、常陸、安房、相模、駿河、信濃、甲斐)

【八国山緑地の尾根道】

尾根道といってもほとんど展望はありません。北側は、西武松が丘住宅が、すぐそばまで迫ってきています。たった1ヶ所、展望のきくところが次の写真です。

【八国山緑地の尾根道からの展望】

電源開発(株)の送電線:只見幹線500号鉄塔のあたりから見た展望です。松が丘団地と鳩峰公園の森が見えます。タンクは、所沢市南部浄水場の水道タンクです。

【元弘青石塔婆所在址の碑】

左奥に見えているのは将軍塚です。青石塔婆とは板碑のことで、「元弘の板碑」がかつてここにあったことを示しています。
「元弘の板碑」は、元弘3年(1333年)、新田義貞が鎌倉攻めの際に討ち死にした家臣の霊を供養するために作られたもので、戦史を実証している板碑として有名です。
現在、「元弘の板碑」は、国の重要文化財に指定され、ふもとにある徳蔵寺板碑保存館に展示されています。

【八国山緑地のふたつ池(上池)】

ふたつ池(上池・下池)は、上池と下池が水路でつながっています。

【八国山緑地のふたつ池(下池)】

ふたつ池(上池・下池)は、上池と下池が水路でつながっています。

【八国山緑地の無名池】

ふたつ池(上池・下池)の下流側にある第三の池(湿地)です。

【八国山緑地のころころ広場】

八国山緑地のころころ広場にある大木です。ころころ広場は、日当たりの良い、おむすびが転がりそうな斜面です。

【八国山緑地のほっこり広場】

大きく三段に分かれて、広場があります。

【八国山緑地の射撃場の碑】

碑文には、「御大典記念
帝国在郷軍人会・北多摩郡聯合分会
常設射撃場」
裏に「大正3年4月構築」とあります。

八国山緑地ひだまり広場と藤の宮公園の間、西武線に沿った小路の脇にあります。御大典記念という割には、とてもとても小さな碑です。

【北山公園の花菖蒲】

北山公園は、不動産業者により買収された北山地区の水田を東村山市が買い戻したもので、昭和51年度から水路・水田・水をテーマにした自然公園の造成が行われました。「第1回北山公園菖蒲まつり」は、市制25周年記念に平成元(1989)年6月に開催されました。

以来毎年6月には、菖蒲まつりが開かれ賑わいます。北山公園は、新東京百景のひとつにも選ばれています。

【北山公園の花菖蒲】

あずまやの背後に、東村山駅西口再開発のパークハウスワンズタワーが見えています。

【北山乙女】

北山公園に咲く東村山固有品種の花菖蒲「北山乙女」は、花の形がスプーン状なのが特徴で、紫色と白色のグラデーションがとても美しい花です。
平成24(2012)年、新しい品種と判明したため、愛称募集となりました。平成25年6月8日(第25回東村山菖蒲まつりの初日)、愛称発表があり、「北山乙女」と命名されました。

【北山公園のしょうちゃん池】

池の水が赤く見えるのは、「アカマクミドリムシ」というプランクトンのためだそうです。

【東村山菖蒲まつりイメージキャラクター】

北山公園で開催される東村山菖蒲まつりのイメージキャラクター「しょうちゃん」は、東村山市商工会青年部が、平成17(2005)年10月にキャラクターを募集し、11月の市民産業祭りで来場者の投票により決定したものです。

【久米川古戦場跡】

元弘3年(1333)5月8日、上州生品神社において倒幕の兵を挙げた新田義貞は、鎌倉街道に沿って進み、5月11日小手指原で最初の合戦をし、12日久米川の戦、15日第一次分倍河原の合戦、16日第二次分倍河原の合戦、18日相州村岡の合戦、21日稲村ヶ崎の合戦に勝利し、5月22日遂に鎌倉の北条氏を滅亡させたとのことです。

【松が丘遊水地から見た八国山緑地】

松が丘の遊水地は、水鳥が多いことでも有名です。

【武蔵国悲田処跡】

平安時代には、将軍塚の西側を古代の東山道武蔵路が丘陵を縦断するように通っていて、このあたりは郡境の交通の要所でした。人々の往来が多かったことから、旅人を救済するための悲田処が設けられたそうです。

【久米水天宮】

鳩峰八幡神社の南側にあります。

【荒幡富士からの眺め】

荒幡富士の頂上から見た南東方向の眺めです。八国山緑地と東村山市街が見えています。

【八国山たいけんの里】

「かやぶき民家園」は、秋津町の武藤家の主屋を復元し、昭和59(1984)年5月に一般公開されたものでしたが、平成11(1999)年6月11日深夜に火災のため焼失してしまいました。平成21(2009)年5月2日、その跡地に「八国山たいけんの里」がオープンしました。

狭山丘陵の自然と人との関係をテーマに、八国山緑地周辺の動植物、環境、遺跡、暮らしなどを題材とした展示や体験学習を行うことができます。

住所:東村山市野口町3-48-1(北山公園西側で下宅部遺跡はっけんのもり東側)
電話:042-390-2161(駐車場はありません。)
開館:9:30〜17:00(休館日が多いので注意が必要です。)

【下宅部遺跡はっけんのもり】

都営住宅の建設に伴い発掘調査されたもので、縄文時代や奈良・平安時代の水辺での生活跡が発見されました。遺跡公園として整備され、一部分は当時の姿のまま土の中に保存されているそうです。

【東村山ふるさと歴史館】

レプリカ(多摩湖町出土の瓦塔、元弘の板碑、比翼碑など)が展示されていて、見ごたえがあります。

※ 東村山ふるさと歴史館は、スナップ写真ならば、写真撮影可能です。

 

 

 

 

 

 

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